英雄誕生 ユーベルブラット（8）

ユーベルブラット（8）

まだ、闇の異邦に支配されていた時代。

「闇の異邦」と「聖なる剣」を与えられし、１４人の勇者の旅。

過酷な旅の中で、３人の仲間を失っていた。

残りは１１人・・・すなわち、

偉大なる"七英雄"　と　４人の"裏切りの槍"　である。

 

 

 

最後の希望を託すために、帝国軍精鋭部隊ＶＳ闇の異邦の戦いが始まった。

過去にない規模の戦い。

それは、両軍にとってこの戦いが重要であることを示していた。

帝国軍の多くの犠牲を払い、壁を抜ける１１人。

その先に見た光景は、化け物のの巣だった。

度重なる戦い、死の恐怖、絶望。

７人の取った行動とは、任務を放棄して戻ることだった

元々、「地位」「名誉」「金」すべてを持っていた彼等に、自らの死を覚悟するほどの決意はなかったのです

”まあ、元々貴族だったり、金持ちだった７人には無残に死ぬ意味はなかったのですよね 

任務に失敗しても殺されるわけじゃないし、家に帰ればそれなりに幸せになれるわけですしね。闇の異邦の肉って食べられるんですね。食べたら呪われそうだけど”

 

アシュリート達４人は任務を果たし帝都に戻る途中に、裏切りの７人と出会う。７人の裏切り者は英雄に、４人の英雄は裏切りものに・・・。

そして、復讐を果たすべく死の森から生まれた

 

七英雄が誕生した瞬間、アシュリートが生まれ変わった瞬間が描かれていました。４人で倒してしまったということは、残っていた７人はよほど戦力にならなかったのですね 

だから、帰りたいと思ったのだろうけど

 

著者
塩野干支郎次

版社
スクウェア・エニックス

 

 

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